キャサリンのお笑いビューチー劇場

テリエでございます。

　
私の美容観は考えれば考えるほど、常識とは、かけ離れていきます。
二十歳でエステティックの世界に入り、ずーっと人の肌に触れてきました。



これは愛読書の一つですが、外国のなので、若干日本人には微妙・・・ってとこも。

美容って、今もナゾがたくさん。
きっとこれからもそうでしょう。

今までの経験でいうと、
美容＝肌の手入れ
と考えてる人がほぼ９０％以上かな。

女性はきれいな肌の人には
「何使ってるの？」とききます。

これは私たちがいろんな情報の中で

「化粧品は肌をキレイにしてくれるものだ」

と思ってる証拠でしょう。
それも間違いではありませんが。




肌のことをちょっとでも勉強したことのある方ならおわかりでしょうが、
一般的に　皮膚　と呼ばれている部分は２ミリ程度。

その一番表面の部分（いわゆる表皮ってやつですね）に至っては
その１０分の１の０．２ミリしかありません。
しかもその一番の働きは

体内を守ること。つまり、肌から余計なものを何も入れないこと。です。
（イメージはラップでつつんだご飯のラップの役目）
たとえが主婦っぽくてごめんなさい。

（経皮吸収ということもありますが、今日は省きます）


ラップが破けると中のご飯が出てきます。
つまりケガするってこと。痛いし血も出ます。


美容のいろんな場面で使われる
「角質層にしみこむ・・・」という表現。

悲しいかな、実は角質層って死んだ細胞の集まりなんですね。
死んでるから普段は痛くもかゆくもない。

化粧品ってそこにつけるものだから、
「あ～しっとりするわ」くらいで済むんです。



ココからなんですが、そのラップとごはんの間はバリアゾーンという

オイ、コラ！許可したヤツ意外はこれ以上肌の中に入るんじゃねーぞ領域なんです。
ココを通過できるのは薬品とか、特別なものです。



化粧品ってあまり肌の奥に入っちゃいけない。
それをやると「薬」になってしまうんです。

巷でいうお手入れって、表面の０．１ミリ以下の世界なんですね。

だから、普段のお手入れって一体何なんだ？って思うようになってきました。
こんなこと言うとエステティシャン失格か変人扱い


でもそういう目でみると、化粧水を手でつけようがコットンでつけようが

どっちでもいいこと。だと思いません？
やりたい方でかまわなくてよ



長くなっちゃった・・・
これには続きがありまして、今回が全てではありませんので

また読んでくださいね